第5回大会REPORT

2003年10月5日 17:00〜  
於:労音大久保会館(東京・新大久保)

☆大会参加者の感想はただいま準備中です☆

主な曲目

ベートーベン セレナーデ
ベートーベン クラリネット・トリオ
ブラームス トリオ
モーツアルト フルートカルテット
モーツアルト ディベルティメント
ブラームス チェロ・ソナタ
モーツアルト ピアノカルテット(g-moll)
サンサーンス 白鳥
ブラームス クラリネット・トリオ
小林亜星 津軽海峡・冬景色
モーツアルト クラリネット・トリオ
山田耕筰 弦楽四重奏


昼間のグラディート弦楽四重奏団の第1回定期演奏会は、初公演であったにもかかわらず100名あまりのお客様をお迎えして大盛況でした!
 余韻の残る会場の椅子を格納し、ステージを下げてテーブルを出すとそこはジャムセッションの会場に変身。


これまで「アンサンブル大会」という名前でしたが、今回から「自由な雰囲気の中で色々な人と入れ替わり立ち代り演奏しあう」という、まさに目指すところをあらわす「ジャムセッション」という名称に改名。
気持ちも新たに、乾杯で会はスタート。

あらかじめ準備をしてきた方たちはそれぞれエントリーし、
現場で仲間を調達しようという方は主宰に申し出てその旨をアナウンス。
演奏するのを聴いて触発された方は近くにいる人に声をかけてエントリーするなど、
会も5回を数えると、そのスタイルも定着してきた感がありました。

主宰が会場の外で練習をしている人を呼びに出てしまい、少し時間があいてしまうと、
東京交響楽団主席チェリストの石川祐支さんがすっと前に出て行って
ブラームスのチェロソナタを弾き始め、
即席美女ユニットによるベートーベンのクラリネットトリオが演奏されると、
その場あと2人いたクラリネット奏者がブラームスとモーツアルトのトリオを演奏し、
はからずも一晩で「三大クラリネットトリオ」がすべて演奏されてしまうなど、
ちぇんぼりーでしか味わえない、見られないパフォーマンスが随所に見られました。

そして今セッションのなによりのお値打ちは、
モーツアルトのディベルティメント。
プロさえも彼の演奏を聴くと「一体誰なの?」とたずねずにはいられない、
ちぇんぼりーの常連でアマチュアヴァイオリニストの雄・小野達弘さんを1stに擁し、
2ndが東響のアシスタント・コンサートマスター・廣岡さん、
vaが若手ビオリストでこれまでの大会でもすばらしい演奏を聞かせてくださっている田岡さん、
Vcは東響主席の石川さんという、これ以上ない超豪華メンバー。
まさに夢の競演!
小野さんは恐縮することしきりでしたが、そんな人柄も小野さんの魅力。
「人もいいし、演奏もいいし、全部いいよね」
と一緒に演奏したプロの皆さんも大満足 。
もちろん聴いていた参加者も大いに盛り上がり、大喝采でした。

時計を見誤り、演奏希望者を募りながら
「スターウォーズ」の演奏ができなくなってしまったことは
皆さんにお詫びを申し上げなければなりません。
本当に申し訳ありませんでした。

皆さんのおかげでいい雰囲気で盛り上がり
内容も充実してきましたが
回を重ねれば問題点も生まれてきます。
一つ一つを改善しながら、楽しい時間を作っていきたいと思います。

皆さんの「この曲をやりたい!」という熱意と声あっての
ちぇんぼりー・ジャムセッションです。
これからもご協力よろしくお願いいたします!

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