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■チェロアンサンブル講座■

[2021年度第2期:2021年8月〜10月]

=今期のポイント=
主任講師:馬場隆弘(元東京交響楽団チェロ奏者)

今期は109日(土)の『バッハはうす 秋の音楽祭』にむけて、フランスの作曲家エリック・サティがディアギレフ(バレエ)ジャン・コクトー(台本)パブロ・ピカソ(美術・衣装)と共に上演したバレエ『パラード(仏:Parade)』の音楽を取り上げます。サティによる原曲は管弦楽版とピアノ連弾版がありますが、その両方から少しずつ拝借して8本のチェロ用にまとめてみました。

 「ミニマムミュージック」というのはある特定のパターンを何度も繰り返していくスタイルの音楽を指しますが、その走りと言えるものだと思います。拍子は変化するものの指定されたテンポはほぼ変わらず各モチーフやフレーズは前後の脈絡なく突如として現れます。しかしメロディも和声も明るく解りやすくある意味平凡なものの連続です。メロディ、バス、内声は特定のパートに偏らないよう交代させたので8本のチェロが重なると皆様のそれぞれの音が聴こえてきてなかなか艶やかな響きになると思います。

 古くからバレエの音楽はあくまでもバレエに沿うものとして比較的平凡なリズムのものが多いですが、いかにもフランス的な雰囲気がその平凡さを助長させています。ドイツ的な作られた世界観ではなくサティが狙っていた日常的にそこにある「家具の音楽」観がそこにあります。このような音楽を演奏する際には、弾く事よりもまずとにかくひたすら数える忍耐が要求されます。その一方で一定のテンポの中に様々なリズムが交錯するためリズム遊びの要素が強く、また予想外の和声の動きがあるのでソルフェージュの力が試されると思います。概ね易しい音の連続ですがチェロで弾くのには難しい音域が突然出てくる事もあります。それらは必ずしも書かれた通りに弾かなければならないというものではなく、オクターブ下げたりしても良いものとお考えください。しかしそんな場合でも取り組めばきっとハイポジションの練習になるでしょう。

 YouTubeなどで『パラード』のバレエを観る事も出来ます。今から100年以上前、第一次世界大戦中のフランスではこのような芸術が花開いていました。ピカソやブラックによるキュビズムの絵画などをご覧になったことがあるかと思いますがまさにその時代です。所謂クラシック音楽の正統的な流れからは外れてしまっているようですが、たまにはこんな世界もいかがでしょうか?これをチェロアンサンブルで弾くのは多分世界初だと思います。是非ご一緒に…。 


【2021年度第2期概要】
曲目:エリック=サティ(馬場隆弘 編曲) 「パラード」(チェロ8重奏版)

本番日程:2021年10月9日(土)「バッハはうす 秋の音楽祭」

講座開催日程:
5
8月1日(日)、21()、
9月12日(日)、18日(土)、103日(日)
  ・時間はいずれの日も11:0013:00
 ・全日程主任講師の馬場先生が指導します。


受講料:当日かかった費用を参加者で頭割り2,500円〜3,000円程度)
      ・具体的な金額は当日その都度お知らせします。

申込締切:2021年7月18日
        ※満席でない場合は今期講座開始後もお申込いただけます。

備考:
・「秋の音楽祭」の参加費は別途必要です(詳細は後日お知らせいたします)。
・楽譜は上記締切日以降、送付いたします。
・講座開催日に変更がある場合は事前にお知らせいたします。また、突発的な事象(事故や災害など)により
中止と判断した場合は緊急に連絡し、日程変更を行います。
[企画・運営]合同会社東京室内樂工房バッハはうす事業部
■営業時間:午前11時〜午後9時(受付業務は午後8時まで)
■月曜定休(月曜が休日の場合は営業、翌日休業)


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